うつ・ 嗅覚に直接働くアロマはどんな時・場所にいる人も、
短時間でリラックス状態に                  

  「セラピー」 と言えば 「アロマ」 とつながるほど、「アロマテラピー」 は自然療法の代表といえるものです。
 植物の花や葉、果皮、樹皮などから抽出した天然素材の 「精油(エッセンシャルオイル)」 を用いて、そこから放出される香りや植物が持つ力を体内に取り入れることでリラクセーションやストレスケア、美容、健康維持、疲労回復に役立てるのがアロマテラピーです。
 ありとあらゆるストレスに囲まれて24時間を生き抜く現代人。人間関係に神経を擦り減らし、数字の達成に血眼になるオンタイム。なおかつ緑の環境からは遠く、コンクリートの建物やアスファルト道路に身を置く私たちが1日の終わりや時々に過ごすアロマ時間は、オンとオフをスムーズに切り替えて大きな安らぎを与えてくれます。リラックスは心と体のバランスを保ち、私たちの自然治癒力がアップしていきます。どんなに悩んでいるときも五感と脳が自然に体への好反応をもたらすアロマテラピーは、うつ的気分の解消にも最適です。
 アロマテラピーの基本知識と、入浴やセルフマッサージを通して簡単にできるアロマテラピーの方法を安珠さんに聞きました。インタビュー後半では緑豊かな神奈川県相模湖町でセッションを行う安珠さんの暮らし方、想いについても語ってもらいました。併せて読むうちに、アロマパワーはさらに大きなものになるはずです。
 カタチは違っても、女性の多くは既に体験済みと思われるアロマテラピー。「まだ1度も……」 という男性、もちろん女性も、ぜひ生活のワンシーンに取り入れてみてください。

・第1回 精油(エッセンシャルオイル)を利用して健康に、心身ともに美しく

――アロマテラピーとは?
安珠さん 植物の匂い物質を使って人の心や体のバランス保持、健康維持、不調改善などに役立てていく自然療法です。植物から採集する匂い成分が精油になるので、100%天然であることと精油を用いて行うものがアロマテラピーになります。
――マッサージやリフレクソロジーの場にもあるアロマ。今のが正しい定義なんですね。
安珠さん はい。精油を健康の維持や増進に使うものです。
――効果にはどのようなものがありますか?
安珠さん 大きく分けると、匂いとしての効果と成分としての効果の2つがあります。いい匂いを嗅いだとき、どんなふうになりますか?
――気分が良くなって、リラックスできます。
安珠さん それも1つの効果ですね。ちょっと難しくお話しすると、五感のうちでも嗅覚は人間の脳の最も原始的・本能的な部分に刺激の信号を送ると言われています。ある香りを嗅ぐと、匂い物質が体内で反応して電気信号となって古い脳と言われる大脳辺縁系に刺激が行きます。頭でグチャグチャ考えていることも、面倒なこともとりあえず置いといて “あぁ〜、いい匂いだな〜” と人は感じるわけです。
――いつ、いかなるときでも匂いは鼻に飛び込んできて、嗅いだ人は否応無しに感応させられる。
安珠さん しかもいい・悪い、気持ちいい・気持ち悪い、快・不快という人間の動物的な部分が反応するんです。大脳生理学的にさらに説明すると、いい匂いを嗅ぐと、大脳辺縁系から生命中枢の視床下部に伝わって“安全”という信号、体へのメッセージが送られます。ですからいい香りがある所では人は安心していられる、肩の力が抜けてリラックスできるんですね。

・第2回 いい匂いだな〜と感じる香りが鼻に飛び込むと、人は無条件に安心感を得られる

――いい匂い=安心。なるほど、わかります。
安珠さん 現代人は仕事も勉強も頑張りすぎるほど頑張ったり、一瞬でも気を抜いたらいけないと駆り立てられるような毎日にいると思うんですけれども、“いい匂いだな〜” と感じる香りを鼻にすることでどこか安心できる、頑張りすぎをやめたり、戦わなくていいんだと思ったりする。「匂いで何をするんですか?」 とよく質問されるんですけど、アロマにはそんな効果もあるということですね。
――理屈ではなく、人の心身に無条件にもたらされる効果ですね。
安珠さん もう1つ、匂いとは異なる効果の現れ方があります。精油には各種の植物化学成分が入っています。例えばラベンダーには約200種類の化合物が含まれています。成分の種類別に神経系を鎮めて心を穏やかにする、消化器系の動きを良くするなどの作用があります。それがオイルマッサージでは皮膚から血中に入り、体内に取り込まれることによって薬理的な効果を発揮するのです。
――それは匂いを嗅ぐだけでは得られない効果ですか?
安珠さん 鼻粘膜から成分が血中に入る可能性はあるんですけれども、より多くの成分を取り込み、効果を発揮するのであればオイルマッサージが効率的ということになります。
――まずはやってみることですね。
安珠さん そうですね。嗅覚を通してのリラックス効果が実感しやすいでしょう。あまり頭で精油の薬理的な効果ばかり考えすぎないほうががいいと思いますよ。
――変な匂いや混合臭を思わず嗅がされることはあっても、街で安心できるいい香りが鼻に飛び込んでくることは滅多にありません。
安珠さん そうですね。電車の中などで臭いなぁと感じることはありますけどね(苦笑)。
――嫌な匂いは不快感の他に、何をもたらすのですか?
安珠さん 動物的に考えると “危険” の感覚ではないですか。そもそも動物にとっての嗅覚とは目の前のものが食べられるか食べられないかを判断したり、オスとメスの生殖行動、近くに敵がいることに察知するといった生命そのものに関わることに使われています。人間もそうなんです。生命の危機とまではいかなくても、異臭を嗅げば “危ない!” と感じる。食べ物の腐った匂いを嗅ぐと、これは食べてはいけないと思う。それ以前に体が拒否反応しますよね。この反応を引き起こすのが嗅覚です。動物は危険なときは戦う、もしくは逃げ去る。人間も逃走、あるいは闘争といった反応を示します。逃げるときも戦うときも筋肉を固めますよね。緊張して筋肉を硬くしてばかりいれば、さまざまな病状が現れます。
――ここで世界と日本のアロマテラピーの歴史を簡単に教えてください。
安珠さん 病気を治すのに薬草を使うなどして、人はすべてを植物に頼っていました。アロマテラピーの始まりは古代エジプトに遡ります。なかでも匂いを放つ植物は神格化されたり、パワーがあると思われていたようです。神殿では植物を燃やして、その匂いで全身をいぶして悪い霊を払い、心や体の病を取り払っていたと言います。でも記録に残る最古のものが古代エジプトというだけで、人間が出現したときから植物の力は使われていたと思います。
――原型はとめどなく古いものなんですね。
安珠さん アロマテラピーという言葉が生まれたのは1930年のことです。フランスのルネ・モーリス・ガットフォセという化学者が、香水の原料を作る研究所で実験しているときに火傷をしてしまい、思わず近くにあったラベンダー精油に手を浸したところ、すごく早く、きれいに治ったらしいんです。それをきっかけに研究を始めて、精油にいろいろな治療的効果があることを発見しました。『アロマテラピー』と題した本を出したのが1930年でした。歴史的にはまだ100年経っていないものなんですね。フランスは香水発祥の地、香水の原料の精油がセラピーとして使えるということで、アロマテラピーもフランスが発祥になります。これがイギリスに渡るとエステティックなどと融合して、精油を使うマッサージの形で広まって、現在の私たちのようなセラピストが生まれました。日本に入ってきたのは1980年で、ロバート・ティスランドというイギリス人アロマセラピストがまとめた『芳香療法・理論と実践』 という翻訳本がアロマテラピー関連本として初めて出版されました。私が出会ったのが1990年ですから、10年経って私のような人間にも情報が伝わるようになったのです。

・第3回 主な精油の種類と作用・効果を知る

――日本での定着は?
安珠さん 社団法人日本アロマ環境協会(設立当初は日本アロマテラピー協会) ができた、1996年頃くらいからでしょうか。本格的に普及したのは21世紀になってからですね。
――女性は知識も持っていますし、体験者もたくさんいますが、男性はまだまだですね?
安珠さん もちろん効果は一緒で男性にも有用なものなんですけど、香りになじんでいるという点で今は女性が多いですし、女性向けのイメージも色濃くあって敷居の高さもあるのかもしれません。女性限定のサロンが多いので、行きたくても行けない。私の個人サロンも基本的に女性のみ、紹介者があれば男性にも行っています。
――男性アロマセラピストはいないんですか?
安珠さん 少しずつ出てきています。
――鼻から無条件に入ってきて安心感が得られる。男女性に関係なく体験してもらいたいですね。ということでアロマテラピーを始めたいとき、どんなものを揃えればいいのでしょうか?
安珠さん まずは精油が必要です。何か1本買ってみてください。
――商品カタログやホームページなどで見られる一覧表から、自分に合いそうな香りや効能を持つものを見つければいいのでしょうか?
安珠さん インターネットで探して選ぶのもいいし、都会にはショップもそこそこありますので足を運んでみてください。初めはどのブランドがいいかのかわかりませんから、店員さんに聞いてみるのもいいでしょう。あるいは信頼する人が使っているのと同じ精油を使うのもいいでしょう。続けていくうちに精油の種類や違いがわかるようになったり、ブランドも絞られていきます。


     種  類   抽出部位           主な作用・効果
 カモミール     花 鎮静作用、鎮痛作用、通経作用など
 ローズ 収れん作用、子宮強壮作用など
 ネロリ 鎮静作用など
 ゼラニウム     葉 ホルモン調整作用、抗うつ作用など
 ペパーミント 殺菌・抗菌作用、健胃作用など
 ティートリー 免疫賦活作用、殺菌作用、坑真菌作用、消毒作用など
 ローズマリー 収れん作用、利尿作用、刺激作用、頭脳明晰作用、発汗作用など
 ラベンダー    花と葉 鎮静作用、免疫賦活作用、殺菌作用、消毒作用、鎮痛作用、細胞成長促進作用など
 クラリセージ 抗うつ作用、緩和作用、ホルモン調整作用など
 オレンジ    果肉 食欲増進作用など
 レモン 消毒作用、殺菌作用など
 グレープフルーツ 食欲増進作用など

・第4回 精油の基本の3本はコレ! 選ぶときは自分の鼻に正直になる

――プロの方はどうやって選ぶのですか?
安珠さん 香りの質やブランドの信頼度などから総合的に選びます。ドイツやフランス、日本など各国メーカーのさまざまなブランドの精油を持っています。同じ種類の精油もブランドによって蒸留方法が若干違っているので、そこにも好みの違いが現れます。フランスはメディカルなアロマテラピーが盛んで、割とクオリティーが高いものが多い。ドイツは土壌のせいかもしれませんけど、匂いが割と濃い目でいい香りのものがたくさんあります。イギリスや日本製にももちろんいいものがあります。北海道で持続可能な林業をやっていて、エコロジーな作り方をしているモミの精油などもあるので、環境に配慮したものや国産のものを選ぶということも、これからの視点として大切かもしれません。
――購入時の注意点は?
安珠さん 妙に安くて、これはどうなのかなぁ? と思うモノはありますね。
――安くても純度100%?
安珠さん それはラベルなどを見てきちんと確認してください。「フレグランスオイル」 ではなくて 「精油」 「エッセンシャルオイル」 ときちんと書かれていることと、産地が明記してあるかどうかを確かめてから買ってください。専門ショップには相応のモノが並んでいます。精油は大量の植物を使い手間隙かけて作られるものですので、あまり安すぎる場合には内容を確かめてみる必要がありますね。
――初めの1本の選択に、ちょっと迷いそうです。
安珠さん 例えばラベンダーを買うか、オレンジを買うかで迷うことは多いですよね。ショップに行けるなら匂いを嗅いでみて “これが好き!” な1本を選ぶのがベストだと思います。本やネットには効果別の種類が載っていますけれども、匂いを嗅ぐことはできません。なにもわからない。とりあえず何か1つひとつ買いたい人には、まずはラベンダーを薦めています。いろいろと応用して使えることと、安全性も高いので扱いやすい1本です。
――ラベンダーはおなじみですね。
安珠さん 3本買えるんだったら、リラックス系のラベンダーがまず1本で、シャキッとできるローズマリー、あるいはペパーミント、あと1本は好きな人が多い柑橘系のオレンジ、またはレモン。これらの3本があれば混ぜてブレンドもできるし、まったりしたいとき、シャキッとしたいときといった目的別に使い分けることもできます。
――とにかくリラックスしたいので、ラベンダーだけを集めるのは?
安珠さん 同じ効果の精油を集めても、実は同じ匂いはないんですよ。ラベンダーを使って、効果があったと思えば継続して使えばいいと思います。“自分の鼻に正直になる” ことですね。男性は特に効果・効能が頭で理解できないものはダメという人が多いと思います。ある程度参考にするのはいいんですけど、ショップで直接手に取れるんだったら “今日の自分はどれが好きかな?” と思って匂いを嗅いでみる。そのときの感覚を大事にしてほしいと思います。

                                          

・第5回 ストレスフルなオンタイムから開放されて、やってみたいアロマは

――頭で記憶したデータよりも、自分の鼻ですね。
安珠さん 毎回同じものを購入するというのもいいと思いますが、たまには他のものも試して、自分のバリエーションを増やしていきたいですよね。“今日はこの香りがいいかも?” と思えたら思い切って買ってみる。いつも絶対に手に取らない種類のボトルをたまには開けて、匂いを嗅いでみる。友達や店員さんに選んでもらうのもいいでしょう。1番は自分の鼻を信頼することに変わりありません。
――ちょっと無理をしてでも信頼したい五感が、嗅覚かもしれません。他の五感には理性や雑念が上位に載りがちですけれども、鼻は本能で反応します。
安珠さん そうですね。食べるときも嗅覚は使っていますし、生命に関わるものですから正直でないと困ります。自分の感覚に従う、自分の感覚を信頼すること自体がとても貴重で、大切なことです。
――ポットなど、他に始める前に必要なモノはありますか?
安珠さん アロマポットがあるとやる気にはなるかもしれませんけど、絶対ではないですよ。精油があって、ボトルから1滴垂らせばできることがたくさんあります。次の段階として道具があるとできることがある、と考えればいいでしょう。
――それでは安珠さんオススメの、ストレスフルな1日を終えてセルフでやりたいアロマは?
安珠さん 1番のオススメはお風呂に入れることです。でも家に帰って、すぐにお風呂に入らない人も多いので洗面器にお湯を張っての足浴がいいですね。オレンジ、ラベンダー、あるいは木の香りのモミにホッとする人もいるでしょう。お風呂の湯温よりも若干高めの42度くらいのお湯を洗面器に張って、そこに精油を2、3滴垂らして足を浸します。仕事とかその他のことはとりあえず脇に置いて10分間くらい、足元から立ち上がってくる香りとお湯の温かさだけを実感します。音楽を聴きながらでも、お茶を飲みながらでもいいですよね。この時間がオンとオフの切り替えをしてくれます。
――カンタンにできますし、足元が暖かくなると全身がぬくぬくしてきます。
安珠さん お湯を張るのも面倒という人は(笑)、精油をハンカチやティッシュなどに1滴垂らして、胸の辺りに置いて、ちょっとの時間仰向けになります。疲れてる人はそのまま寝るちゃうかな(笑)。そのとき今自分がどんなふうに寝ていて、体がどんなふうに床に着いているのかを感じてみてください。体が緊張していると背中やお尻が床からかなり浮いているので、全身を伸ばします。イスに座ってやると、胸元からいい匂いがしてくるので深呼吸をしてもいいですね。どんなに短い時間でもただひたすらいい匂いを嗅ぐ、香りに浸るだけで外に向いていた意識がどんどん自分の内側に戻ってくると思います。

・第6回 やる気が出ない、うつ的気分のときにやってみたいアロマは

――いい匂いを嗅いでいると、人の呼吸は自然と深くなりますものね。都会のオンタイムで浅くなっている人にやってもらいたいですね。
安珠さん モミなどの針葉樹系の香りが呼吸を深くするには特に効果があります。家に帰ってすぐにテレビをつけたり、新聞を読んだりすると切り替えができずに、その後もダラダラしたまま結局は寝てしまうことになります。なかなか難しいオンとオフの切り替えですけれども、アロマには容易に切り替えができる力があるのでうまく活用してもらいたいですね。
――やる気が出ない、動けない、うつ的気分の日のアロマは?
安珠さん 香り的にはローズがオススメですが、少し高価なので自分が良いと感じるほかのものでもかまいません。。ちょっと面倒かもしれませんけど、セルフマッサージがいいかもしれません。植物油などのキャリアオイルに、欲しい効果のある精油や愛用するボトルを混ぜて、自分の好きな香りのマッサージオイルを作ります。オイルをちょっと手に取って手や足に塗ってあげてマッサージします。このとき、どのツボを押さなければいけないとか考えないで、自分の手の温かさとともに自分の体に触れて感じてあげる。疲れている自分を癒してあげるのもいいんじゃないかなと思います。
――人は落ち込んでいるとき自分はダメだというネガティブマインド一色で、身体の感覚は失っています。疲れていても気づかれず、可哀想な思いをしている自分の体に身体感覚を取り戻すことができれば、心も少しラクになるはずです。
安珠さん そうですね。黙っていてもいろんなことをきちんとしてくれるのが体です。触れてみると意外と凝っていることがわかったりしますからね。
――手作りオイルは匂いとかが変化しませんか?
安珠さん 混ぜてはいけない香りというのは特にないので、直感で選んだり、遊び心を持ってやってみてください。時間が経つと熟成されてまろやかになったりはします。それから空気は紫外線に触れると劣化していくので、少量づつ作ることをおすすめします。
――慣れてきてからのお楽しみですね。自分の鼻を信用するということで、自分が好きな香りでも“今日はなんか違うな”と思ったら、サッと変えてみる。
安珠さん そうです。私は仕事用にいろいろな種類を持っていて、やっぱり嫌いな匂いや苦手な香りもあるんですけど、それが日によって“いい匂いじゃん”と思うときもあるので、頭から決めつけないことが大事ですね。

・第7回 ボトルに入った精油に思いを馳せてみる・・・

――うつ病の人がやってみたいアロマテラピーは?
安珠さん セラピストによる施術はオイルマッサージが中心です。セルフケアではお風呂に入れるのがいいですね。湯船に対して4、5滴垂らしたらすぐにかき混ぜます。この段階で揮発が始まりますし、蒸気の力も手伝ってバスルームに香りが充満します。呼吸器系からも入っていきますし、体内に入っていくアロマとして効果は高いと思います。香りは一気に強く立って、その後感じなくなっていきますけれども、成分としてはお湯の中に存在しています。香りが消えたから成分がないと思って精油を足さない、どんどん濃くしたりしないのがポイントです。
――やはりオイルマッサージが一番なんですか?
安珠さん オイルマッサージでは手からの刺激も加わります。人から触れてもらうタッチング効果を考えると全然別物といっていいでしょう。精油の浸透具合いで言うと、蒸気吸入がある分お風呂の効果が高いかもしれません。
――バスの中で自分の体をマッサージしてもいいですね。
安珠さん もちろんです。
――教えてもらったものはどれもだれでもカンタンにできるものばかりでした。できたら毎日の習慣にしたいですね。
安珠さん まずは精油を1本買って、使う分量を守って使えってもらえれば、アロマテラピーはだれでもすぐに実践できます。都会では買った方が早いという人が多いでしょうけど、マンションのベランダで植物を育てている人もいますよね? アロマテラピーではないですけど、実物の植物の香りを使うのもいいですよ。もし香りのある種類を育てているなら、枝や葉を摘んでお風呂に入れるとか、部屋に飾って手で触れば匂いがつきます。植物を育てている人にはこちらの方がハードルが低い感じもします。
――商品という考え方のみでは、メンタル的な効果がちょっと低くなりそうです。やはり大自然の恵みですよね。
安珠さん そうですね。ボトルに入っている精油に思いを馳せることも大事です。このラベンダーはどんなところで育ったのだろう?とかイメージを膨らませてみる。ふだんコンクリートのビルばかり見ている私たちには、また別の効果が現れてくるような気がします。



――良い香りは良いイメージを想起させます。ネットで精油の素となる植物の写真を眺める。植生や周りの風景を頭にインプットしてアロマを行うと、脳裏に美しい景色が湧き上がって一石二鳥かも。
安珠さん 店頭に並ぶものはたいてい商品名を検索すれば調べられます。匂いのないものもたくさんあるなかで、精油の素になってるものは良い香りを持つ植物たちです。見た目はただの1本の木でも、やはり何かしらの力を持っているものなので、どこにどうやって生えてるのかな? というところまで見ていくと面白いですね。

第8回 家でも外出先でも、気軽にアロマを取り入れる

――アロマについてお聞きする前に、安珠さんのライフストーリーや現在の神奈川県相模湖近くでの生活についてのお話を聞きました。なのでエッセンシャルオイルという液体商品から一歩抜け出て、豊かなイメージのうえに質問や理解ができた部分があります。サイトを見ているみなさんにもぜひ後半も読んでもらえると、もっと深く親しみを持ってアロマテラピーができると思います。
安珠さん 私が都会を離れて自然に近い場所で生活しているのも、きっかけはアロマテラピーだったんですね。アロマを続けているうちに、そういえば植物ってどうなっているの? と思うところから広がっていったんです。周りに緑が少ない環境に暮らしている人にも、アロマは“自然への入り口”として、いい役割を果たしています。ちょっとでもそんなふうに思って体験していただけると多くのことが感じられるし、効果もあるんじゃないかなと思います。
――自然とのつながり、自然の一部としての自分を感じることができそうです。
安珠さん 視覚ではなくて、嗅覚というのがいいのかもしれませんね。
――人間は目で見えるものを過信するあまりに、つぶれてしまうことがありますものね。外出中もアロマテラピーをするには?
安珠さん 好きな精油を1本、バックの中に入れて持ち歩いてもいいですよね。ちょっと気分転換がしたいなと思ったら、ティッシュに1滴垂らして服の胸ポケットにしまっておけば、いい香りがほんわり立ち上ってきます。ハンカチに垂らして匂いを嗅ぎながら深く呼吸もいいですよ。精油は環境やカバンの中の温度変化で劣化することもあるので、持ち歩き用と自宅用を持っているといいですね。水とアルコールと合わせて自分専用のスプレーを作ることもできます。使いやすい形で持ち歩けば、いつでもシュ〜とひと吹きできます。もっと慣れてきたらアルコールにいろいろな精油を混ぜれば、オリジナル香水を作ることもできますよ。
――元は香水の原料ですから、アロマには高貴な香りがあります。多くの人に取り入れてもらって、社会全体が自然のいい香りに包まれたら、もう少し日本は穏やかになるかもしれません。
安珠さん エッセンシャルオイルと言うだけあって、ここには植物のエッセンスが入っているんですね。匂い物質を採るには大量の植物が必要になります。ラベンダーで1リットルの精油を採るには200キロから300キロ、バラは1トンが必要と言われます。植物のエッセンスを抽出した精油は贅沢品と言えば贅沢品なんですね。そんなことも思いながら、1滴1滴を大切に感じながら使っていくといいんじゃないかなと思います。
――自然からの贈り物に感謝したいですね。

  

・第9回 東京でバリバリ働くも、心身に変調をきたした30歳前

――安珠さんがアロマセラピストになるまでの道のりをお聞きしたいと思います。
安珠さん 東京に行きたいという一心で(笑)、都内の大学に入りました。でも校風は合わないし、勉強も面白くなくて中退したんです。今思えば若気の至りだと思うんですけどね。絵を描きたいと思ったので故郷の福島に戻って、美術系の短大に入り直しました。前の大学では途中に休学もしていたから、自分よりもかなり年下の子たちと一緒に勉強しました。毎日絵を描いたり、何かを作ったり、染色を学んだりしてすごく楽しかったんです。私は勉強よりも体を使って何かする方が好きなんじゃないかなぁと思いましたね。
――就職は?
安珠さん 美術の勉強をしたんだから関連する仕事をと思って、上京してデザイン事務所に就職しました。その後、情報誌の会社に転職をして制作スタッフとして3年働きました。バブル時代だったので私のような人間でも仕事にありつけたと思うんですけど(苦笑)、その後に広告代理店に転職しました。そこでは夜中まで仕事したり、徹夜に近い状態で働いてタクシーで朝帰りするのも当たり前でした。睡眠時間がほとんどない毎日に、30歳を前に心と体のバランスを崩してしまったんです。元気だし、普通に仕事に行っていたんですけど、しょっちゅう高熱が出たりして、親からは「そんなに働くなんておかしいよ。ちょっと休んだ方がいいんじゃないの?」と言われました。
――娘が心配だったのでしょう。
安珠さん 今思えば、ちょっとした心身症でしたね。多分あのまま続けていたら、ある日パタンと倒れてたでしょう。広告や出版業界でバリバリ働く人は私の憧れでもあったんです。広告や編集の仕事は面白いし、モノを作るのも楽しい。情報もいろいろ入ってくる。勤めていた広告代理店の社長が仕事ができる人で、自分もああなりたい、認めてもらいたい気持ちもあって、ものすごく頑張っていた。自分では気づかなかったけれども、やっぱりちょっと変だったのかもしれません、家族が止めたということは(笑)。
――外で頑張る大人の女性が、よく親の言うことを聞き入れましたね。
安珠さん 無意識ながらも、気持ち的にちょっと限界にきてたんでしょうね。結婚もしていたのに家のことはほとんどできない。そのフラストレーションもありました。少し突かれたらポキンと折れてしまうとわかっていたから、そうならないよう自分を駆り立てて頑張っていたんだと思います。
――ほとんど無意識でそうなるのが、怖いんです。
安珠さん 仕事が終わると上司や同僚と食事に行ったり、連休や夏冬の長期休暇も社員同士で旅行に行くアットホームな会社だったんです。私には家庭もあるし、初めのうちは抵抗があったんですけど、そのうちにどっぷり会社人間になってしまって……。結束力を高めるという点では良かったのかもしれないけど、私の親から見たらおかしいのは当然かもしれないですね。ウチはずっと共働きでしたけど、母は家庭を優先できる範囲で働いてましたから、私の行き過ぎに気がついたのでしょう。退職後はしばらく家で休養というか、放心状態で何もやる気がしなかった。それまで頑張って作ってきたものが急になくなってしまってショックと不安、喪失感もありましたね。

・第10回 仕事を辞めて休養。“こうなったらやりたいことをやろう!”

――不安になるからやめられない、続けてしまうのはよくある最悪のパターンです。そうではなかったわけですが……。
安珠さん そうですね(笑)。それまでは、次にやりたいことがあって動いてきたのに、あのときはプッツンと終わってしまった。何かやらなければいけないと焦りながらもボーッと過ごしていたとき、昔自分が作っていた情報誌をめくっていたら、アロマテラピーのスクールの広告が目に入ったんです。アロマテラピーが人の心と体を癒すのはなぜ? という興味が湧いて、スクールで学んだことがありました。面白かったんですけど仕事が忙しくて、基礎の講座だけ受けて終わっていたんです。そんなことをフッと思い出して、また勉強してみようかなと思ったんです。でも仕事に結びつけなければいけないという気持ちがどこかにあったので、アロマだけではなくてフレグランスや香水についても学べるスクールに申し込みました。そこでの講座のひとコマにアロマがあって、先生は解剖生理学的なところからアロマがなぜ人の心と体に作用するかを説明してくれました。私が興味を持った、知りたかったのはそこでしたし、科学的な視点でまったく怪しいところもなくお話してくれたので、やっぱりアロマテラピーは面白いなぁと思ったんですね。
――出会いがあったのですね。
安珠さん はい。通っていた香水の講座は次のステップには進まずに止めようとしたときに、そこの人に相談したら「アロマテラピーは仕事にならないですよ」と言われたんです。ちょっと揺らぎましたが、“仕事になるかどうかではなく、自分が学びたいことを選ぼう”と思いました。それまでは何でも仕事につなげることだけ考えて、経済的な部分とのバランスも取ってきたのに、あのときはまったく考えてなかった(笑)。“こうなったら、やりたいことをやろう”と決断したのは自分の中では結構大きなことだったんです。ライターの仕事をしながら、アロマセラピスト養成コースを受けました。これは自分の中で予想外だったんですけど、トリートメントの授業がすごく面白かったんです。マッサージをするときは洋服を脱いでベッドにうつ伏せになってもらうでしょう。日常とは違う形で人と接するわけですけど、人の体がみんな違うことに驚いたし、何かその人らしい感じがそこにある。これは何なんだろうな? みたいな(笑)。オイルマッサージは気持ちいいので喜んでもらえるし、1つのコミュニケーション手段にもなる。その人に合った香りを選んでいくのも面白かったし、これなら自分の仕事としてやっていけると、そこで初めて思えたんです。
――今でこそアロマセラピストは無数にいて、なかにはカタチから入っていく人もいると思うんです。固体としての人間に対する探求心や、人に喜んでもらえること、仕事になるかどうかもわからない時点でのスタートということで、すべてに純度の高さを感じます。
安珠さん アロマテラピーが職業になるとはまったく思ってませんでした(苦笑)。スクールを卒業した96年に、東京・高円寺の自宅でできる範囲で始めました。知り合いに紹介してもらう形で、初回はモニターでやらせてもらって途中からお金をいただいてました。この頃、私に大きな体験がありました。父がガンを患って、私たち家族は先生から「長くて3カ月」と宣告されたんです。少しは体のことを聞きかじっていたとはいえ、家族の命に関わる病に私は頭が真っ白になりました。悪いところは切って、あとは薬で攻撃して終わりみたいな病院の医療のあり方、家族にも心理的なダメージがあるのに、それに対するケアがまったくない。相談に乗ってもらえる所もない。そんな不満や疑問が重なって、私はセラピストとして人の体や健康に関わる仕事をきちんとやっていきたいという気持ちが強くなったんです。それでライターの仕事は辞めて、卒業したスクールの先生に相談して、修行のつもりでスクールとサロンの両方の仕事をさせてもらうようななりました。もともとエステをやっているサロンで、初めは美容だけでなくてストレスのケアなどにちょっと関心が向いている人がアロマも受けに来てくれる程度でした。アロマテラピーが認知されていない時代だったので、初めはアロマテラピーとは何かとか、美容との違いを知ってもらう感じでしたね。雑誌でどんどん取り上げられるようになって、アロマの認知度が急速に上がっていきました。

・第11回 イベント会場やフィットネスクラブ、ホテルから医療界へ

――きっかけがあったのですか?
安珠さん 特に大きなものはなかったと思うんですけど、アロマテラピーってちょっとお洒落じゃないですか。グッズもあって雑誌で紹介しやすいことと、ちょうどその頃バブルが崩壊して社会がストレスフルになって、リラクセーションや癒しという言葉もどんどん聞かれるようになりました。
――ビジネスやお金ではなくて、私はこれが知りたい、やりたいという想いから始まった行動が実を結んだんですね。
安珠さん そうですね。アロマテラピーに関しては、私よりももう1つ先の世代の人が大変な苦労をして、頑張った結果ではないかなと思います。エステの延長で来てくださる方から客層もどんどん変わって、20代後半から30代のアロマについては知っていて、ストレスケアや仕事疲れを取るために来る人が増えてきました。そこに心療内科に通っている人や生活習慣病の方人もポツポツ来始めたんです。セラピストとして3年目のときで、私はアロマセラピストのトレーニングで病態生理はやっていなかったので、目の前の人にどこまで施術していいのかわからない。オーナーや先輩に聞いても明確な答えを持っている人はいなくて、「気をつけてやれば大丈夫」と言われただけ。確かにそんなに気にしなくても安全な範囲でやることはやれるんですが、それでは不安ですし、やるからにはリスクについても知っていたいと思いました。
――今にも至る、大きなターニングポイントです。
安珠さん そんなときに代替療法家向けに、勉強会をやっているところがあると聞いて参加しました。ホリスティック医療を実践している赤坂溜池クリニックだったのですが、学んでいるうちに、本を読んだこともある、ホリスティック医療に入っていきました。赤坂溜池クリニックでの代替療法の勉強会に参加しているときに、降矢先生から声を掛けられたんです。心療内科でもアロマテラピーは求められている、医療資格はないけれども、私にも患者さんにできることはあるのでは、と思いました。先生に相談をして施術スタッフに加わることになりました。同時に高円寺に新しく部屋を借りて、独立しました。アロマテラピーはどういうところにニーズがあるのか、いろんなところで試してみたい想いがあったので、イベント会場やフィットネスクラブ、シティホテルなど話があると好奇心の赴くままに出向いては実践しました。
――アロマテラピーの出前ですね。今では定着しているスポットばかりです。
安珠さん イベントでは通りすがりの人に10分やるだけ。それでもいつも頑張って働いているサラリーマンが「すごく気持ちよかった」「リフレッシュできた」と言ってくれました。2年目からは自分のサロンとクリニックに絞って活動していました。アロマを取り入れる病院が増えてきていて、看護師さんたちの勉強会に行かせてもらったり、精神科病院でも定期的に患者さん向けの講座を開いていました。医療の現場でアロマをやると、いいものと認められやすいのもよかったです。
――安珠さんの足跡は日本のアロマテラピーの歴史でもありますね。サロンのベッドに横になって1、2時間ぐらいマッサージをして気持ち良くなって帰るのがアロマテラピー、そんな意識しかありませんでした。
安珠さん 私はそれでは不満だったんです。もっと実質的なものだし、どんなところで使えるのかも試したい。独立して数年はそこに力を入れていた感じです。


・第12回 植物療法としてのアロマを環境のいい相模湖で。さらに出会いが・・・

――そして2008年の冬に相模湖に引っ越されたのですね。都心のこぎれいな空間でクライアントを引き寄せるサロンではなく(笑)。
安珠さん そうですね〜。以前から、きれいな場所じゃなくても自分がいればセラピーの空間になるという理想が頭のどこかにありました。だから、私は病院の殺風景な場所でも続けられるんだと思います(笑)。お洒落なだけのものではないことも証明したかった。そうしないと本当に必要な所に情報が届かない。サラリーマン男性にはいつまでたってもアロマは遠いままになってしまいます。
――お洒落感は普及に役立ったけれども限界がある。クリニックはある意味健康な人には遠い所。そこから先の広がりが欲しいですよね。
安珠さん 精油を使うことが1つのハードルになっています。「精油はどこに行けば買えますか?」という質問があること自体、アロマの遠さを感じますよね。もっと使いやすくならないかなぁとはいつも思っていますね。
――現在の活動は?
安珠さん ここアロマグルーヴでのアロマテラピー、ボディーワーク、講座の開催と赤坂溜池クリニックで月1回、新宿や実家のある福島でもワークショップをやっています。アロマも大きく捉えると植物療法の1つです。植物が持っている癒す力を全体的に見ていきたいので、ハーブを取り入れたり、自然の中で植物観察をしたり、薬草を摘んだりして自然から何かをいただく、何かをする、人と自然のつながりを取り戻すためのワークをやっています。
――都心からそれほど離れているわけではないのに、山に囲まれたここは別世界です。鳥の声も耳に心地良いですね。
安珠さん 私は実家が田舎ですからあまり自然には興味がなかったんですけど、都会の一室でアロマテラピーをやっていて“植物は使っているけど、なんかなぁ……”という想いがありました。クライアントさんに精油=薬のように思われるのは困るし、それではホリスティックでやっていることにならない。精油が採られる植物の写真を見せたりしながらも“自分ってそんなに自然や植物とつながっている感じがしないな”と思っていたときに、友達からパーマカルチャーの話を聞いたんです。
――パーマカルチャー?
安珠さん 土に触れる農的な暮らしをしながら、エネルギーも食料も全部循環する生活をしていくためのノウハウです。昔の日本の農村はそんな感じだったと思うんですけども、それをオーストラリアの男性が体系化しています。自然の中での植物と動物、昆虫などとのすべてのつながりを理解し、考えて自分の畑をデザインしていく“コンパニオンプランツ”で生物間の関係性で循環する生態系を作ると、農薬を使わなくても植物や野菜が育つんです。パーマカルチャーを勉強して、もっと地に足がついた暮らしがしたいと思ったことと、自然が持つ回復力と人間の自然治癒力は似ているところがある、自分が今までやってきたことを必要な人に役立てたいという想いがあって、ここに引っ越してきました。この空間と時間、それと体験を通して、その人がその人らしくいられるようにと、今はアロマに限定せずに植物の力を使ったセラピーを目指しています。自然の持っている力に浸ってしまうと、仕事したくなくなるんですけどね〜(笑)。〔この項、続く〕


                                          

安珠さん
ボディワーカー、アロマセラピスト、エコロジカル・メディスン研究家

グラフィックデザイナー、編集・制作の仕事を経てフリーライターとして独立。アロマテラピーを学び、1996年 アロマセラピストとして活動を開始
『アロマグルーヴ』 主宰。心療内科にてアロマテラピー、ボディワークの施術・指導
ソマティックエデュケーションの実践、エコロジカル・メディスンの研究中、自然と共生する持続可能でホリスティックなライフスタイルを目指してパーマカルチャー実践中。
著書 『ストレスケアのためのアロマテラピー』『アロマテラピーとチーム医療』(以上、東京堂出版)、『アロマテラピー占星術』(BABジャパン)
保有資格・トレーニング履歴 国際フェルデンクライス連盟認定プラクティショナー、エサレンマッサージ認定プラクティショナー、(社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、NPO法人日本ホリスティック医学協会認定生活習慣病予防指導士

アロマグルーヴ
主なセッションメニュー 
リトリートセッション 1万5000円(身体や内面への意識をクリアにし、自分を取り戻すセッションを行った後、自然の中で植物を感じ、癒しの力を感じる)
エサレンマッサージ 1万円(90分)
※精油も使用
主催ワークショップ
フェルデンクライスメソッドATMレッスン、アロマセラピストのためのソマティクス、アロマテラピー占星術、ハーバルタロット、エコロジカルメディスンワークショップ(裏磐梯)
HP:
http://www.aromagroove.jp


赤坂溜池クリニック/ホリスティックヘルス情報室
電 話 03−5572−7821
セッション内容 エサレンマッサージ 80分8000円
HP:
http://www.holisticmedicine.jp/clinic/

社団法人日本アロマ環境協会
HP:
http://www.aromakankyo.or.jp

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