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2012年4月 使えるものはどんどん利用を!
  
病気・生活困難時に使える福祉制度 完結!
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  診断&家族の対応 うつが抱える2つの問題
  舳松克代先生
 
  3点からうつを診る、治す完結!   
自分を生ききるための
心理療法のキホン
最終回  
本物の自分と出会える内観療法第9回
「中高年の心の危機とうつ」完結!

   












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 ご挨拶                2012年4月

 長らくサイトの更新ができませんでしたこと、深くお詫び申し上げます。
 サイト開設から5年。まずは閲覧していただいる皆様、制作にご協力をいただけた皆様に心から御礼を申し上げます。また今日も心の病や、苦しみと対されている皆様にはお見舞いを申し上げます。

 私事で恐縮ではありますが、しばらく更新をしなかったことについてはいくつかの理由がありました。やはり最大は2011年3月に発生した東日本大震災と、それに伴い発生した原発事故でした。人間の、というよりも私などが持ちえる知や理性、感性、言葉というものの矮小さをとことん思い知らされたことも1つにありましたが、何よりも「うつ」に対する認識を変えさせられたことが最大の理由でした。

 人間の根底には「悲しみ」の感情があり、それゆえにすべてに対してやさしく生きられるのだと私は考えています。「孤独」な、弱い存在でもある人は多くに対してあまりにも非力であり、自分自身の心にも弱さや脆さを抱え、他人に、自分に対して厳しく、時に残酷に振舞うこともあります。一部を除く、うつには悲しみが色濃く付きまといます。本人にも、周りでサポートする人にも、です。しかし、昨年の自然災害と人災は悲しみさえも大きく超えていました。悲しんでいる時間は一刻もない、ただただ事実を受け入れ、その人なりに乗り越える以外にない一連の出来事であったのです。原発の問題は今後も長く続くことでしょう。

 どんなに理不尽でも受け入れざるを得ない現実。あのとき失われた、これから失われていくであろう命。ならば、悲しみの感情を共に携えながら、うつの人もそうでない人も自分のできる範囲で、できることをしていく、行動していく時が来ていると私は思います。うつ的気分の人、うつ病体験者はその苦しみ、つらさ、悲しみも、反面教師で得られた良い部分も知っているはずです。病気の人は治療に専念し、うつ的気分が強い人はメンタルを整えることが先決です。そして上向きになった時点からは、以前とは違った生き方ができる、大きな力となってもらえる、多くの人たちに必要とされる人たちであるのだと思います。

 「うつ」を大切に、うつの視点から社会や時代を見る。偏見なく、うつを抱える人と接する。むしろ、教えてもらう。この見方は以前と変わっていません。理想論とお叱りを受けるかもしれませんが、この状況のなかでうつはもう一歩変わる時に来ているのだと思います。

 うつ的気分をずっと抱えてきた私は、ここ数年で「無常」というところに到達しました。本来とは大きく異なる無常とは思いますが、大震災はその思いをとことん強めました。第2の故郷である宮城・女川、家族にはさまざまな思いや体験をさせてもらいました。そんななか、昨年は学びを続けて産業カウンセラーの資格を取得しました。力のない、微小な存在ですが、人の役に立てることがあればと考えています。

 サイトはこの春、いったん閉じさせていただきます。同タイトルで、どこかでなんらかの形で復活させたいと考えてはいますので、1人でも再会していただける方がいらっしゃればうれしく思います。
 アップが止まっていた記事については一気に掲載しました。ご迷惑をお掛けしましたこと、重ねてお詫びします。

 「うつ」と気軽につきあいましょう。むしろ、うつである自分を前に出していきましょう。うつ的な心、悲しみや複雑な思い、気持ちを持つあなたは多くの可能性を持った、人間らしい、この時代に大切な人なのです。

                                          佐々木 健

この度の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。また大切な命を失われた、多くの皆様のご冥福をお祈りいたします。

 避難所において不自由で、つらい生活を強いられている皆様のことをいつも考えています。苦しく不安な状況であるにもかかわらず、落ち着きを保ち、懸命に生きていらっしゃる皆様に深い尊敬を覚えます。
 そのなかにはうつ病をはじめ、持病を抱える人がたくさんいらっしゃいます。また、あまりに過酷な現実にメンタルの状態を落としている人が急増しているのも想像に難しくありません。 厳しい環境下にありながらも、できる限り心身を大切にしていただきたいと切に願うばかりです。時間が経つに連れて物資・資金、人の手やケアが増えていきます。今はどうか希望を失わずに、日々を過ごしてください。

 全国のうつ病の方々、うつ的気分をお持ちの方々には少しでも心身の状態を良くしていただきながら、被災者に思いを馳せていただきたいと思います。義援金、節電、祈り・・・。どなたにも、きっと手を差し伸べられることがあるばずです。
 「他の人の役に立てる喜び」を日本人全員が共有できたとき、メンタルの病気も人も、この国も今よりも良くなっていると信じながら・・・。





 「疲れた」 「きつい」 「もう、やだ」 「自信がまったくない」 「これ以上はムリ」
 「なんだかよくわかんないけど悲しい」 「いっそ消えてしまいたい」 「苦しい」
 「毎日生きてるけど、なんか虚しい」 「淋しい……」


 だれにでもこんな 「うつのような、重い気分」 になる日はあるでしょう。そのとき人はものすごく弱い自分だったり、優しく繊細になっていたり、壊れそうにもろかったり、イライラすることもあります。

 それってよくないこと?
 いいえ、そんなことはないはずです。


 私たち人間は笑ったり喜んだりもすれば、悲しんだり、怒ることもある存在です。そして、周りにいる人たちもいつも明るく元気なわけでは決してありません。弱く優しく繊細で、時には壊れてはいけないと懸命にとんがっている「仲間」 なのです。弱い自分も、優しく繊細な自分も、強がっている自分もすべて1人の自分。
 そんな 「私」 を、自分自身で受け止めてあげることから何かが変わり、始まるような気がします。 



 「うつ」 を頭からよくないものと決めつけ、ひたすら嫌う。ただ遠ざけたり、単なる病気と片付けてしまうのは簡単。
 でもきっとそこには何か、意味があるはずです。
 私たちは 「うつ」 もその人の、それもとても素直なその人のあり方の1つと考えます。

 「疲れたよ〜。なんか最近、自信もなくて……」
 「私も疲れてるよ〜。お互い、たまにはゆっくり休まなくちゃね」
こんな会話が日常でさりげなく交わせて、必用な休息がしっかり取れる。ゆっくり流れる時間のなかで、のんびりと1日を過ごす。心と体が元気になったら、周りの人の理解と協力も得ながら再び仕事や勉強に取り組んでいく。それも無理のないところから……。
 そんな視点や生き方こそ大切で、今の日本社会に強く望まれるものだと思います。



 やりすごしているといつの間にか奥深く入り込んで、どんどん重くなるのが 「うつ」。
 心が苦しいとき、つらいとき、解決できない悩みや問題を抱えているときはどんどん人に話したり、相談して心と身体を少しでもスッキリ、軽くしましょう。このサイトには気軽に相談ができる場所や、話を聞いて解決に動いてくれる人が数多くいます。
 完全に病気になってから病院に駆け込めば、そのぶん治るのが遅くなるのも 「うつ」です。憂鬱な毎日が2週間以上続いている、睡眠不足や食欲などにはっきりとした変化や症状が出ているときは、すぐに病院で診てもらいましょう。そこにはあなたの健康と幸福を第一に考え、親身になって診察してくれる医師もいます。

 男性も女性も、年齢も関係ありません。単に暗い、忌避するもの、困るべき状態でもありません。
  「うつ」 は人と人をやんわりと結び、本当の自分自身を発見するための大事なキーワード。

  
うつと気軽に向き合い、時には対処し、日常で共に考えていくサイトがここにあります。
 
  「 your Pace 」

  今日からはあなたのペースで、毎日を気持ちよく生きていきましょう!
















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